７月末日、この猛暑の真っ只中、あろうことか全自動洗濯機が壊れました。引っ越して来てすぐ買った日立の10kg用、まだ７年未満です。しかも忙しくて洗濯物が山の様に溜まっていたのに。
どう言う不具合かと言うと何故か水が全部漏れて溜まらなくなって洗濯が出来ない、と言うもの。脱水は出来る。底のバルブか何かが外れた？的な単純なトラブルだと思われる。
すぐ買いに走るか？出費が痛い。それに足の踏み場を作ってからでないと運び込んでもらえない。ゴミ屋敷を先に片付けねば他人を家に入れられない。買うとしても搬入、設置は自分でやらねば。
愛媛から持って来たほぼ未使用の二槽式を倉庫から引っ張り出す？全自動じゃないと洗濯機にへばりついてないといけないからなぁ、、、
10年以上前ですが小型全自動洗濯機のちょっとしたトラブルを直したことがあるので、取り敢えず洗濯機をひっくり返して底を見てみることに。ところが！最近の大型ともなれば底全面に蓋がある上、それを外して見てもちょっとやそっとで素人が見て分かるものではありませんでした。やむなく元に戻して、何なら暫く手洗いして脱水だけに使おうか、それとも車で10分ほどのコインランドリーに行くか？
あれこれ思案を重ねる内に着替えが底をつき、取り敢えず手洗いをすることに。
しかし夏とは言えど手洗いは手が荒れるしシンドイ。そこで急すれば通ず的に思いついた人類初の？真空洗濯法です。
用意するのはダイソーの水洗トイレ詰まり解消棒(先に丸いゴムがついてるアレ)とバケツ。バケツに洗濯物と水、洗剤を入れ、この棒で押したり引いたりして洗う。洗濯物がゴムに吸い付いて吸い上げられ押し戻され、真空の力で洗剤が繊維を猛烈な力で往復通過する、と言う原理だと思いますが、あっという間に水に汚れが押し出され効率は手洗いの何倍もいい。
赤胴鈴之助の真空斬りがヒント？ではありませんが、昭和人間ならではの思いつき。
災害時等に備えて一本買っておかれては？
その後、洗濯機で脱水しようとしたところ、何と洗濯機が生き返ってる？！水が溜まる様になってる。どうやら原因は大物洗い用のプラスチックのカバーが一部欠損して破片が排水口に挟まり水栓が閉じなくなっていたのが、横倒ししたことによって白雪姫の毒りんごのようにコロッと取れて直ったと言うことの様です。粗大ゴミに出さなくて良かった。
一週間程の騒動でしたが、メデタシメデタシとは言え、どうすべえとあれこれ頭を使って、財布の心配までして、、、疲れました。沖縄で足止めされてる方たちと同じく、この夏はえらい災難です。
