mojuniの日記

猫イラストレーターmojuniが遂に手に入れたキャンプの様な山暮らし、時々イラスト

マダニ警報

梅、桜、モクレンシャクナゲ、フジと次々に咲き、そして散り、今はシャガがまだ満開。キイチゴはボツボツ食べられる程に熟して来ました。

次に楽しみなのはクスノキの開花。大阪北区にいた頃、毎年決まって5/20にクスノキの香りが近くの歩道に漂って来て、その気高く清々しい香りに心洗われる気がしました。振り返れば「ああ、クスノキの香りだ」と感動したのはここでだけ。愛媛にいた頃にもクスノキはいっぱいあったのに、何故かその香りにうっとりした記憶はありません。大阪のクスノキは大都市の汚れた空気を浄化すると言う任務を自覚して頑張っていたのか?愛媛から持って来た苗木がここに植えて8年目にして初めて本格的な数の蕾をつけました。今度晴れたら何年ぶりかで文字通りの薫風の候を楽しめる様になるか?ここは空気はキレイだけど、香って欲しい。

 

 

と、呑気なことを考えていたところ、実はこののどかな初夏の山里に忍び寄る恐怖が!

 

今年はまだ夜にはホットカーペット使う日もあると言うのに昼間はもう夏。ついこの前まで土が見えていた庭があっという間に草ぼうぼうに。そして突如猛威を振い始めたのがマダニ!

うちの猫2匹、お隣の猫1匹の体に立て続けにマダニ発見。更に猫部屋の床に転がっていた丸々膨らんだマダニ発見、と言う非常事態に4/7、猫と犬全員にノミダニ駆除剤を滴下、それで一安心していたところ、4/8深夜、脇の下がちょっと痒いなと思って掻いていたら何やら小さな塊。

以前ご近所の奥さんの脇の下にダニが食いついたことがあったので、もしやと思って見てみると、、、

猫についてるダニ(ご近所の方の場合は正にそれ)とは見た目全然違って、最初ダニとは思わなかった。米粒より小さく赤い。猫のダニの様に体がプラプラ動いたりせず、ピタッと張り付いて微動だにしない。知らない内に掻き破って血が固まったのか?と爪で剥がそうとしたけど、ピッタリくっついて剥がれない。やっぱりこれはアヤシイと一応写真を撮って見ると、何だか足の様な細い線が見える様な。でも写真がブレているのではっきり分からない。そうこうしている内にそれがあっけなく剥がれてどっかへ行っちゃった。皮膚には今掻き破った跡はあるけど全く出血はない。翌る日は家族の通院があるので、それからすぐ寝ちゃったのです。

翌る日、診察を終えて食事をし、スーパーで買い物して休憩コーナーで休んでいた時、前触れもなく起こったのです。原因発生後12時間が経過していました。生まれて初めてのアレルギー、しかもいきなりのアナフィラキシー

病院でボケボケの写真を見て頂いたところ、脇の下に食いついていたのはフタトゲチマダニと言う凶悪なダニ、と判明しました。続きは次回に。