mojuniの日記

猫イラストレーターmojuniが遂に手に入れたキャンプの様な山暮らし、時々イラスト

アナフィラキシーの顛末②

今朝から本降りの雨かと思ったら、雨はパラパラ程度、その代わり台風並みの暴風。葉桜になったソメイヨシノの老木の枝が心配です。昨日連休最後の晴天の日、洗濯機を4回位回して猫の寝袋や毛布を洗い、カンカン照りのもとほぼ全部乾きました。まだ猫布団が残っていますが次に晴れが続くまでお預け。

それから何ヶ月も前に買ってほったらかしにしていたハンディ掃除機で猫部屋をザッと掃除したり、去年晩秋のカレンダー制作当時からそのままになっていた私と猫たちの相部屋の寝室もホットカーペットも布団類も全部外へ出して日に干す物は干し、洗う物は洗い、半年ぶりに清潔な寝床をしつらえました。

そんな暮らしぶりのせいなのかどうか?生まれもつかぬアナフィラキシーに見舞われた私、恐らく血縁者の中で最初の1人では。

 

舌が腫れるなんて本当に生まれて初めて。大袈裟に言えばまるでハンバーグ咥え込んでるみたいな違和感。とにかく休憩所の席に戻ってジワッとあれこれ考えを巡らせました。言葉を発することは出来ました。今さっき淹れたばかりのアイスコーヒーを飲むことも。手足の猛烈な痒みは消えていました。しかし本当にアナフィラキシーだとしたら次に気道狭窄が起こり呼吸停止、心肺停止か、と内心青ざめて来た。救急車呼ぶべきか。自分で119番するか周りの人にお願いするか。

この時目も充血、首も赤くなっていたそうです。新たな自覚症状として、視界に白い霧がかかっているかの様になって来た。いよいよ危ない状況に、と思ったその時、まさかの非常事態。連れの家族からのトイレコール。こっちは生きるか死ぬかと言う状況なのに。そのまま垂れ流してくれい、と思ったけどそうも行かず。仕方なくふらつきながら付き添って身障者用トイレへ。するとここで私は突然の吐き気に襲われて、オストメイトの陶器で猫の様に突発的嘔吐。さっき食べた気持ち悪い唐揚げ定食を全部吐き出し、更に下痢!トイレに来ていて助かった。情けは人の為ならず。

結局何度も迷いましたが救急車は呼ばず、症状はそれ以上ひどくなることはありませんでした。落ち着くまで休憩コーナーでじっとして、その後車に戻って車内でまた暫く休憩。この時、腕や太ももやお腹に広範囲にホロセ(シェフがよく使う方言、蕁麻疹の発疹の事)が出てることを発見。これまで2回ほど風邪の時の抗生物質で小規模の薬疹が出たことがありますが、所謂蕁麻疹での大々的なホロセは初めて。それでも気分は徐々に良くなり、発症から2時間程で運転出来ると言う自信も出て来て帰宅することに。道中順調に慎重運転出来ましたが、大事を取って自宅近くのコンビニで少し休憩、と、ここでまた少し嘔吐、下痢。家に着いてからは症状の再発はなく意識も正常、猫の世話だけは済ませて早々に寝ました。

嘔吐しながら感じたのはきっと唐揚げ定食が犯人だと言うこと。食べてる時も嫌な感じがしたし、吐いてる時はその匂いが鼻について超気持ち悪かった。経験上こう言う場合、大抵それが原因物質だと思ってます。唐揚げ定食が原因で食中毒が出てないか、病院に問い合わせようかとも思いましたが、ニュースでも言ってなかったのでやめときました。

自分としては命が助かったのでこれで一件落着にしようかと思っていたのですが、ラインで旧友達から絶対医者に診てもらうべきだとのありがたい忠告。そして夜になって前日怪しい虫に咬まれたところが痒くなって来た。で、翌る日、ネット検索で探した一番近いアレルギー専門の先生がいるクリニックを受診することに決めました。

つづく。