mojuniの日記

猫イラストレーターmojuniが遂に手に入れたキャンプの様な山暮らし、時々イラスト

猫の日が近いですね

ですがこの季節は発情期でもあり、毎年交通事故も多発します。
事故に遭わせないためには完全室内飼いにすればいいのでしょうが、だったら人間も家から一歩も出ないで一生送るか、さまざまな危険をかいくぐっても己の欲するままに生きるかと考えると、猫を家の中に閉じこめておくなんて出来ません。生まれた時からそれで慣れているならともかく。
この後は辛い記事なのでご注意下さい。

おととい夜9時前車でうちの前の道路に出たところで一匹犠牲者が……。母を迎えに行くところなのでそのまままたいで行きました。もう息絶えているようでした。
いつもこういう場面に遭遇しないことを祈って運転しているのですが。「今停まって医者に運んだら助かるのでは」と思うと苦しくて。でもこの頃少し考えを変えました。もし助かったとしても車いすとかおしめとか、自他共に大変な余生になる。少々骨が折れているとかいうだけなら猫ならその場にじっとしてはいない、倒れたままということは致命傷なんだ、と自分に言い聞かせて納得することにしています。もちろん本当は助ければ助かったケースもあるかも知れない。あくまでも自分の気持ちのエスケープだけです。
で、母を乗せての帰り道、やはりその猫は倒れたままでした。今度は違う角度から見ると「え、ひょっとして○○ちゃん?」うちの黒猫とちょっと似ている。何しろうちの真ん前なのですから可能性は否定できません。
車に常備しているタオルを一枚持って道路の真ん中まで行きました。うちの子ではありませんでした。タオルをお腹に巻いて抱きかかえると体はまだ柔らかく体温も完全になくなってはいませんでした。道路脇の草の上に横たえておきました。
明くる日処分場に連れて行ってやってもいいけど、と思いましたがそのままにしておきました。飼い主が探しに来るかも知れません。