mojuniの日記

猫イラストレーターmojuniが遂に手に入れたキャンプの様な山暮らし、時々イラスト

百日の説法……

昨日の朝、まさにこの言葉通りのヘマをしてしまいました。ヘマなんて言葉じゃすまないですが。
結論から言えば全くの万に一つの幸運で事なきを得た(と思う)のですが、何かと言えば子猫のルーが茶の介に咬まれたのです。こともあろうに。

言い訳はよしにしますが、猫の世界も政治と一緒、「一寸先は闇」だと肝に銘じました。茶の介の散歩の時、10秒ほど目を離した間にルーが近づき、そして運悪く茶の介の機嫌がかなり悪かったと見えて、私が引き離しに駆けつけるまでルーの悲鳴が何度も聞こえました。いつも茶の介の散歩についてまわり、スキあらば茶の介の首根っこに飛びついて甘えようと狙っているのです。

てっきり咬まれたと覚悟しましたが、あとでルーの体をくまなく検査した結果、どこにも血の出ているキズはありません。茶の介としては本気で咬んだのではなく懲らしめてやるくらいの気持ちだったようです。

それでも起こりうる万一の感染を何とか未然に防ぐ手段はないかと、何の根拠も実証もないことですが、急遽ニンニク温泉を作りました。
ニンニク1玉半(1カケではなくまん丸い玉)を皮のままスライスし、ナベに水をたっぷり入れた中で15分位沸騰させたものをタライに入れ温泉を作り、先ずルーを入れました。
次に茶の介も入れて、脇腹の古キズと下腹の穴の名残を重点的に洗いました。

猫にニンニクはタブーですが今まで茶の介の入浴に使った経験では特に問題はありませんでした。ルーはまだ子猫なので少し心配でしたが、ある程度タオルドライした後の濡れた毛を舐めて乾かしましたが、吐いたりもせず元気でいます。
茶の介のキズは古いものも新しいものも、共にとってもよい状態になりました。ニンニク入りMITCHI OILを塗るよりずっとキズがきれいになっていました。

ニンニクでFIV予防が出来るのかどうかは勿論、何故そう思ったのかと質問されても納得頂ける答えは持ち合わせていません。タダの推測ですが、茶の介のしつこいキズがニンニク温泉療法によってのみメキメキ治癒の方向へ行ったこと、これが唯一の拠り所です。
「FIV=ドラキュラ説」とでも言うか、FIVのウイルスはニンニクがお嫌いではないかと思うのです。今回はキズ口からの進入を食い止めるのと、キズの治癒を妨げているウイルスの影響を薄めるという使い方ですが、これから猫にケンカのキズを見つけたら即ニンニクの煮汁を塗ることにします。鰯の頭も信心から。