mojuniの日記

猫イラストレーターmojuniが遂に手に入れたキャンプの様な山暮らし、時々イラスト

またまた看病

 


2020/6/25に捕獲して以来、ずっと一人部屋で隔離していたFIVキャリアのオス猫ロンロン。ずっと懐かず触れないので、去勢手術にも連れて行けないし日向ぼっこにも連れ出してやれないまま、何と3年8ヶ月も過ぎました。

年末あたりからだんだん元気がなくなり、最近ではご飯も食べなくなって痩せ細り危険な状況、でも近づくと高いところへよじ登ってしまうので病院にも連れて行ってやれず、と言う状態でした。

遂に体が弱って高いところへ逃げることが出来ず、隅にうずくまる様になって、恐る恐る手を伸ばして抱き上げ、病院に連れて行くことが出来ました。

レントゲンで片肺が白くなっていることが分かり、抗生物質、消炎剤、利尿剤、ロイカナのリキッドと回復期サポート缶の強制給餌、毎日の点滴。またまた介護の日々です。病院で爪を切ってもらったので何とか処置出来ます。ウーウー唸るけど咬みつきはしない。やや心を許して来た様ですが、遅過ぎたかも知れない、、、

 

追記:

この記事を書いている間のことだと思われますが、ロンロンは23日深夜、給餌に行くと事切れていました。今日夕方の診察予約を取っていたのですが。

突然の発症ではなく年末頃から徐々に食欲が落ちて痩せて来たことから、もしかしたらFIVの発症だったのかも、だとしたら病院に駆け込んでも遅かれ早かれ結果は同じだったかも、と自分に言い訳しています。仮に良くなったとしても、一生たった一人の部屋で隔離される生き方で幸せだろうか、私に懐くかどうかも疑問な子が、、、、とあれこれ更なる言い訳。

結局、ロンロン、モンちゃん、ゆーほー、クロリー2代目の4匹共いなくなってしまいました。ゆーほー以外はFIVキャリアで保護するまで3、4年厳しい山の環境で暮らしたことが命を縮めてしまったんだろう。ヒマラヤンのモンちゃんはそれ程長い野良暮らしはしてないかも知れませんが高齢でFIVで腎臓が悪かった。だから捨てたのかも。

猫を捨てる人は悲劇をばら撒いているのです。猫にも人にも。

ロンロンを4年近くも監禁したことで、少なくともうちの子達や近くの野良猫がケンカ早いロンロンに咬まれFIV感染してしまうことだけは避けられた。それが唯一自己弁護出来ることです。でも心が痛む。