mojuniの日記

猫イラストレーターmojuniが遂に手に入れたキャンプの様な山暮らし、時々イラスト

プチトラ仲間入り

去年秋から裏庭に出没していた捨て猫のトラ猫の男の子。ビクビクしてご飯にもなかなか近寄らず、私が近づくと「フーっ」と威嚇。夢中で食べている時を見計らって首尾よく抱きかかえると暴れたりしないけど、次にまた現れた時には元の木阿弥、フーシャー言って逃げて行くと言う変わった子。

チビトラと同じ全身トラの丸ドラ(と言うらしい)。スラリとした長い手足と尻尾。11月に一度捕まえてウイルスチェックに行ってFIV、FeLVともマイナス。そのあと部屋のトイレを使わずに観葉植物の鉢を掘り返すので仕方なく一旦解放。うちの周りに居着くかと思いきや真冬の山を彷徨い4、5日に一回ご飯を食べに来て、またさすらいの旅に出る。それも何とうちから3km程も離れた場所にまで出没していた。

年が明けてまた捕まえることが出来たので、意を決して1/9去勢手術。ラッキーにも病院の予約がすぐ取れました。折角ウイルス感染がないのにこれからの発情期にケンカに巻き込まれ感染しては可哀想で。その後、ララちゃんとリンタローの部屋に入れて監禁。プチトラはとても素直で天真爛漫、気の強いララちゃんも、相手によってはケンカを売るリンタローも全く意に介さず受け入れてくれて、ご飯も一緒のお皿で並んで食べ、お尻をくっつけて寝ると言う涙が出る程の仲睦まじさ。

またさすらいの旅に出るかも知れないので、暖かくなるであろう3月までは部屋から出さないでおこうと思いましたが、いいお天気だった春節の昨日、20日程の監禁を解いて外へ出してやりました。プチトラは少しキョロキョロして、嬉しそうに庭へ出て行きました。夕方、さて帰って来るかなぁと心配しつつ行って見ると、ララちゃん、リンタローと相い前後して部屋へ帰って来ました。これで定住してくれますように。

写真を加工してイラスト風にしました。