mojuniの日記

猫イラストレーターmojuniが遂に手に入れたキャンプの様な山暮らし、時々イラスト

野生動物出没

今に始まったことではありませんが、最近年々被害が増大。

先ずシカ。去年は大事に球根を冬越しさせたアマリリス、無事花芽が伸びて来たところを根元からガッツリ食べられた。そのあと次の花芽は出ず去年は咲かず仕舞い。家の真ん前に置いてあった鉢で、つまりガラス窓一枚隔てた2、3mのところまでシカが来ているのです。更に3m程離れたところには犬が繋いであるのですが役立たず。

今年は自生しているスイセンが花も葉もガッツリ行かれました。

スイセンには全草に毒があるそうなのに。同じく有毒だと言うアジサイもシカは食べるそうです。その上猫たちが通る庭の真ん中にフンをばら撒かれていました。これぞマコトのクソッタレ。証拠写真を撮りましたが掲載はやめておきます。

犬を1匹繋いであるのですが、敷地は広いし、犬もシカも慣れっこになってしまってるのか効果ナシです。

 

更に3日前の深夜、4匹の若い雌猫たちの暮らす建物へ入って行こうとした時、ものすごい勢いで中から走り出て薮の中へ走り去った動物が。え?新たな野良猫?タヌキにしては逃げる姿に愛嬌がない。ハクビシンにしてはズングリしてる。兎に角一日中15cm程開けてある猫の出入口を夜間は閉めて、猫なら飛び上がれる高さの窓の方を開けることにしました。明る朝、庭に置き忘れてあったアルミ缶に丸い穴がいくつも開いていた。そして今朝、あたりが明るくなった時刻、庭の真ん中でバッタリ出くわしたのはやっぱりタヌキ。タヌキにしては愛嬌のない凶暴そうな顔。猫たちに危害が及ばなければいいけど。当面犬をそこに繋いでおくことにしなければ。猫たちと仲良く出来て敷地から出ず侵入者を追い払ってくれる賢い小型犬が欲しい。部屋の中でラジオを大音量でかけておくのって有効だろうか?音に敏感な猫たちが出て行ってしまうかも。

子供の頃にも山の中で暮らしていましたが、その頃はタヌキにもシカにも煩わされることはなかった。マムシスズメバチもいなかった。要注意だったのはヤマビルだけ。もっとも昔住んでいた山は本当にただの山、今住んでいるところは果樹園に囲まれた豊かな場所と言う違いはあります。

異常気象、地震、野生動物、外国からの脅威、次から次へ内憂外患の降ってわく時代。体力気力を温存しておかなければ。

 

ちなみに、目と目が合ったタヌキはもちろん逃げて行きました。一喝しておけば良かった。

10年ほど前はこの辺にはサルの大群がいて、車で走っている時、100匹以上もの大群が前後左右を取り囲んで、飛ぶ様に走り去って行くと言う仰天な事態に遭遇したことも。轢かれることもなく避けて行った能力はすごい。ふさふさしたグレーっぽい綺麗な毛並みの小ぶりのサルたち。お猿の学校の集団下校だったみたい。別の日の日中、3匹の大きな個体が猫小屋の屋根を我が物顔にピョンピョン飛び回っているのを発見。部屋の中へ入る様になっては一大事と、ケータイで証拠写真を撮りながら「モシモシ」と声掛けしながら近づくと、襲って来るかと思いきや、こっちを振り返りながら逃げて行きました。サルは目を合わせては危ないと聞いていたけど、どっこいここは私と言う大型類人猿?のテリトリー、彼らにはその自覚があったと思われます。野生動物に対しては毅然とした意思表示が必要。イノシシやクマには通用しないでしょうが。