私には珍しい園芸の話題です。
セロームを株分けしたものが少し元気ないので、高いけどHB-1○1を買おうかな（試供品がなくなったので）と思っていたところ、シェフが雑草を焼いた黒い灰をかけてみようと言いました。焼畑農法ですかー。私よりかなり長く生きてるシェフは都会人なのですがこういう知識はあるんです。
で、スコップですくって来てセローム以外にも色んなものにかけました。
これが、すごいです！！株分けした中で一番小さい株に一本角のように出ていた葉になる芽、色も悪くくたっとして来て、これは枯れるかなと心配していたものが、メキメキ緑が濃くなり、今ではりっぱな葉を開きました。他の鉢のセロームも全員元気旺盛。昔の人の知恵はすごいですね。
問題は草木灰をどうやって確保するか。昔は庭で落ち葉を燃やすのは人間として普通の権利でしたが、今はダイオキシンの関係だか知りませんが規制されています。行政がゴミとして集めてごみ焼き場で燃やすのも、ちゃんとダイオキシン除去できてるかどうか怪しいものです。それに他のものと一緒になったら、せっかくの草木灰も台無し。こうやって肥料（害虫を寄せ付けない効果もあるとか）として使うことを推進してはどうなんでしょうか？肥料・農薬が売れなくなる？案外こんな資本の論理でものごとが進められているのかも。
