mojuniの日記

猫イラストレーターmojuniが遂に手に入れたキャンプの様な山暮らし、時々イラスト

らんまん 佐川のこと①

 

雨の日が多い今年の桜の季節。それでも老木は一生懸命咲いてくれています。人間の年にしたら同い年位かも? 西洋シャクナゲホンシャクナゲも咲き始めました。このところホンシャクナゲの開花が三者の中で一番早い傾向がありましたが今年は一番遅い。

 

花は咲けどもバニーちゃんの介護の日々。大変だけど、、、終わって欲しくない。いや、いい意味での終わり方ならいいんですが。

 

牧野富太郎博士をモデルにした朝の連ドラが始まりますね。

博士の生まれ故郷、高知県高岡郡佐川町は私にとっても忘れ難い第二の故郷です。

保育園から小学(博士の母校)2年まで佐川に住んでいて、生まれて初めて真近に見る美しく可憐な草花の魅力に幼心に目を見張りました。今でも佐川の思い出の大部分をそこで初めて出会った植物が占めています。あのまま住み続けていたら、私も植物学者になっていたかも知れない、と思う様な場所です。ここへ引っ越す前に佐川に住むことも検討しましたが、あまりにも大阪(たまに用事で行く)から遠いので諦めました。

佐川でロケしたと言うので景色だけでも見たい気もするのですが、連ドラが鑑賞に耐えたのは「おはなはん」あ、何年か飛んで「おしん」まで。

追記です。

龍馬を含め映画等での高知県人の描かれ方で何だか言葉が乱暴でガラが悪いと言うイメージを持っておられる方、少なくないんじゃないでしょうか。(実は私も自分自身を顧みてそんな気がせんでもない、、、)ご近所の住職さんも「高知は言葉が汚い」と言っておられた。

でも佐川町は周りを山に囲まれて奇跡的に出現したと言ってもいい四国有数の「文教の町」なのです。土佐藩筆頭家老の城下町ですと!愛媛で言うなら大洲みたいなところ。(偶然にも大洲はおはなはんの舞台) 人々は穏やかで爽やか。通っていた保育園のそばに「青山文庫」と言う看板の掛かった建物があり、その頃は何だろうと思っていましたが、10年ほど前訪れてみると佐川の歴史史料館だと知りました。小さい建物ながら多くの文物が整然と展示されて見応えがありました。

博士の生家は酒造所だったそうですが、保育園までの通園路の川沿いにも「司牡丹」の酒造所があり、お酒の匂いがプンプン、子供心に美味しそうだなぁと思いつつ通っていました。

勝手に佐川応援団、時々思い出話を書くかも。