寒さもだんだん本格的になりカブラが安く出回るようになると、目につく度に買いたくなる私。塩だけをふって数週間ほったらかしにして古漬けを山ほどつくります。七味やズボラーの定番白だしなどで味をつけ、たっぷり食べると体の疲れも心の憂さもきれいにかき消してくれるんです。いやなこと、いやな人が気にならなくなり仕事もバリバリはかどります。不思議だが本当です。私だけかも知れませんが。春になってそろそろカブラがなくなるという頃にはいっぱい漬けて夏まで冷凍したりします。
最近は浅漬けブームで、ちょっと調味料で揉んだだけで漬け物でござい、というものがもてはやされていますが、私は他の人なら捨ててしまうくらい、すっぱくなるまでじっくり漬けたものが好き。おかげでご近所の方が捨てようという漬け物を持ってきて下さって、これがたいそう美味しくて幸せー。
微生物の発酵の力が人体や人間の心に効果的に働きかけるなんて不思議です。最近の切れるという子供たちに毎食どんぶりいっぱいくらい食べさせたらまともになるんではないでしょうか。どなたか実験して欲しいです。
