mojuniの日記

猫イラストレーターmojuniが遂に手に入れたキャンプの様な山暮らし、時々イラスト

高齢猫がてんかん発作?

今朝の大事件。
珍しく寝起きが良かったので(昨日疲れてイラストも描かず早めに寝たので)、朝日を浴びて高齢猫を散歩させてやりました。
いつもちょっと目を離すとスタコラスタコラと車道の方へ歩いて行き、フラフラと向こう側へ渡ろうとするので、片時も目が離せません。暫く好きなように歩かせてやって、適当な時に首輪をつけて木漏れ日のある場所などに繋いでおくのです。
今朝もジワジワと車道へ近づいて行ったその時、ダンプカーが一台走って来て、我が家の前でクラクションを鳴らしました。高齢猫は耳が遠いのですが、いつもワンテンポ遅れて音を察知し、慌てて向きを変えたりします。この時も大慌てて後ろの茂みの中に隠れました。
10秒ほど経って木陰から出てくると、何故か落ち葉の上で背中を舐めるようにしてクルクル周り始め、「背中に何かひっついたのかな」と思って近寄ると、もう地面に寝ころんで四肢を激しくバタバタさせて、目を見開き、もがいているではありませんか。
口の横には既に泥に汚れたヨダレが。すわ、心肺停止!?心臓に触って見るとドキドキと大きく打っています。では息が出来なくて苦しんでいるのか!?胸を見ると体躯は硬直しているみたいで肋骨の動きは確認出来ません。まさか、クラクションでショックの余り呼吸不全に?!だとしたら大変、どうすればっ....と瞬時に色々思い巡らしつつ、出来ることと言えばただ一つ、ミッチーにもやっている背中のマッサージしかありません。
背骨の横に並んでいるツボを必死で指圧しまくりました。「しっかり、しっかり」と声をかけながら。それから喘息のツボあたりの胸とか、首の付け根とか手当たり次第にツボを押しまくり。両耳もつまんでくちゃくちゃ揉んで耳ツボも刺激。
時間にしてどのくらいだったのか、1分くらいではないかと思います。やがて見開いていた目が次第に意識を取り戻したまなざしになり、手足のバタバタも止まって、体も柔らかくなり、落ち着いて来ました。
一時はこのまま突然死かと心配しましたが、その後すぐ家の中へ入れると何事もなかったかのようにいきなりカリカリをムシャムシャ、ものすごい勢いで食べ始めました。その次には残っていたミッチーの腎臓食も食べるというので新しくお皿に入れてやると、それもムシャムシャ。
はぁー、とにかく良かった...。
足腰が弱っているだけで他は元気だとばかり思っていましたが、何か持病があるのかも。どちらにしてもお年寄りは大事にしなければ。

猫のてんかんで検索して見ましたが、本当にてんかんはあるのですね。脳内の電気的な何かの異常だそうで、猫の場合、ウイルス感染とかによって起こる場合が多いとか。でも今回は明らかに突然の音にビックリしたことによる単純なものではないかと思います。