mojuniの日記

猫イラストレーターmojuniが遂に手に入れたキャンプの様な山暮らし、時々イラスト

オーブン屋敷クールダウン成功

連日屋根に登って日に何度となくホースで放水して冷やさないと、まるっきりオーブンの中のようになるコンクリート陸屋根住宅。今回この真夏のかんかん照りの続く中、2日ほど留守にして出かける必要がありました。天気予報を何度もチェックして曇りか雨にならないか、夕立が降る気配はないか、とはかない望みをかけてもムダ、あざ笑うかのように連日晴れマーク、予想最高気温も35℃なんて日が続いている最中です。
自由に出入りできる子たちは、てんでに涼しいところで昼寝できるのですが、今うちには猫エイズで隔離部屋にいる茶の介と、認知症のために外に出せない高齢猫の2匹がいて、この子たちのために何らかの対策を講じてやらないことには可哀想です。

高齢猫の方は別の建物で、こちらは北向きにタイル張りのフロとトイレがあるので、そこの水道の蛇口をひねり、一滴一滴ポタポタと落ちる状態にしておくことで建物全体の温度が見違えるほど下がるという方法を発見、一件落着です。

茶の介の部屋の方は、前にも書いたように屋根の上にフジの枝が伸びて来たことにより、去年と比べると少しはマシですが、水撒きが出来ないと夕方には殺人的高温になるはず。

茶の介の部屋の前の北向きの土間に、やはりポタポタ水冷却設備をしつらえ、そこへ面している茶の介の部屋のガラス戸を開け、四角い格子になっている鉄製の枠を柱に打ち付けて風通しをよくしてやりました。これは前々からしてやって欲しいとシェフに頼んでいてもラチがあかなかったのですが、今回女手ひとつで取付完了。火事場のバカ力というものでしょうか。切羽詰まればできるものですね。

でも、天井からのコンクリートの殺人的照り返し、これを何とかブロックしてやらないと、少々の風通しでは効果薄。
そこで窮余の策を思いつき、ホームセンターで寒冷紗、遮光率80%というのを買って来ました。\250/mを10mx3=30m。エライ出費ですがこれで涼しくなるなら安い物。
出かける時間が迫る夜、屋根に登って暗い中、めちゃくちゃでもとにかく屋根に広げて飛ばないように押さえて...後は天に祈る気持ちで出かけました。

丸2日足らずの留守の後、夕方帰宅して真っ先に茶の助の部屋を覗いて見ると、おおっ、奇跡のように涼しいっ!!

寒冷紗、また買い足して人間の部屋の上にも広げようと思います。

これら一連の暑さ対策に要した時間、延々5時間ほど、出発の時間に食い込み、仕方なく高速で行く羽目に。おかげさまで最近では高速に入るのもすっかり慣れ、恐怖感はなくなりました。ETCもあるし楽々通行。今月は何やかんやで高速料金\7500ほど使っちゃいました。