なんと冷蔵庫に一年近く眠らせていた（これはもう冷蔵庫というより秘蔵庫ですね）「米こうじ」。漬け物用にと買ったのですが、漬け物は塩だけでも別に十分美味しいし、麹を摘んで食べてみると意外といけるので、生食用にしています。パックを開けて岩おこしみたいに固まっている麹というか麹にまみれた米を、摘んでそのままパクリです。
お酒は好きでもなく嫌いでもなくて、お猪口一杯で適当に酔うのですが、そのあと幾ら飲んでも酔いが深まることがないので、一時周りでは酒豪と思われていました。でも一番好きなのは甘酒。甘酒も発酵食品だから私の体験では体にとてもグーのはず。それも麹から作るのは最高のはず。
でもズボラーの根性丸出しで、とてもじっくり醸すことなんか長続きするはずもありません。で、今や生食。
85歳を越えたある人が「朝食は炭水化物だけでいい」という主義で、何十年も実行しています。なんと饅頭一個とか菓子パンだけで朝ご飯完了という人。曰く、朝は脳の栄養として糖類を摂取するだけでいい、と。私は朝から肉、野菜を均等に食べる主義だったのですが、その人は確かにその歳になった今も頭は並はずれてしっかりしていますから、あながち間違ったやり方ではなかったということでしょう。しかしそこの家庭で２、３日食事を共にして感じたことは「野菜を食べない家だなー」というものでした。その人に食生活をゆだねていた家族（特に男性）は若死の人が多いです。（まあ、食事だけが原因ではなかったと思いますが）
