mojuniの日記

猫イラストレーターmojuniが遂に手に入れたキャンプの様な山暮らし、時々イラスト

危機管理の難しさ

疲労困憊の中、猫絡みの大事件発生です。
つくづく危機管理の難しさを痛感。

夕べ、こともあろうにFIV感染猫の茶の介が部屋を出て、一晩猫の館を好き勝手に歩き回ったのです。私は連日の疲労で夕べは宵の口から寝てしまい、今朝2時半に目覚めたものの、子猫のマリちゃんの様子見に猫の館に入ったのは辺りが明るくなる5時近くになってからでした。

昨日の夕方、散歩から連れ帰った茶の介を部屋に入れ、私は確かにカチャッと確実にドアを閉めたのに、その後で今ちょっと内部の工事の関係で出入りしている人が、中を覗いた後、ドアをいい加減に閉めたに違いありません。

部屋のドアが半開きになっている様子を目にした時は頭がパニック。当然茶の介は中にはおらず、代わりにマリちゃんがいて、ドアから出て来ました。ええーっ、茶の介の残り物なんかを食べたら不潔。白血病はないしFIVは食べ物から容易に感染するものではないでしょうが、唾液や傷口からの滲出液でとにかく茶の介の部屋は汚い。そりゃ私がマメに掃除しないから、と言われればその通りですが、仮にちゃんと掃除したとしてもすぐに汚れるのです。そこにマリちゃんが入ってたなんて〜。
それより茶の介本人は一体どこで何してるか!!ケンカっ早いゴローちゃんと大げんかになったのでは!!!

もう生きた心地しなかったのですが、目を凝らすと茶の介はすぐ目の前の床に静かに横たわっていました。くつろいだ様子。
他の女の子たちも変わった様子は見られません。
ゴローちゃんは少し気が立っているような感じがしましたが、よくよく観察しても体に毛並みの乱れや傷はありませんでした。どうやらケンカにはならなかった模様。

茶の介はゴローちゃんがほんの子猫の時から知っているし、ゴローちゃんも茶の介兄にはケンカを売らなかった。この奇跡的な組み合わせのお蔭で危機一髪の一夜はどうやら無事に過ぎたようです。

その後、出ていたあらゆるカリカリも水も全て廃棄、食器も念入りに洗剤で洗い、全て新しく盛りつけ。

2部屋あるFIV猫の部屋のドアはガムテープで封印。

工事の人には「すみません」と言う以上の責任は問えませんが、ことはすみませんではすまない。
はあー、もうどっと疲れました。

でも茶の介も本当はみんなと同じ空間で楽しくくつろいで過ごしたいのでしょう。また一人っきりの狭い部屋に押し戻して可哀想でした。(もちろん毎日家の周りを散歩した後、木陰のケージで数時間〜半日、周りで子猫たちが遊ぶのを見ながら涼んでいます)