mojuniの日記

猫イラストレーターmojuniが遂に手に入れたキャンプの様な山暮らし、時々イラスト

柑橘皮で洗濯しました

食器洗いにはもうこれしか使わなくなった柑橘類の皮、前々から試して見たかった衣類の洗濯への利用をついにやって見ました。
ついに、というのは、何しろ未知のことなので、汚れがちゃんと落ちるのかはまだしも、服が傷みはしないか、洗濯機が壊れないか等々不安要素もあったものですから、おいそれとは踏み切れなかったのです。

で先日ついに変色してもいいような私の衣類、綿のTシャツやズボン(今風に言えばパンツ)などを洗って見ました。古い二槽式の洗濯機で。汚れ落ちのテストのため、泥汚れの目立つ靴下も入れました。

結果:
結論を言えば、非常に満足!!
干して取り入れて何日もほったらかしていて、今日初めて着たのですが、何とも着心地のいいのにびっくりです。Tシャツとズボンを地肌に着たのですが、もうお肌が喜んでる〜というか、ぴったり擦りつきたい感じ。
以前洗剤を合成洗剤から粉石けんに変えてみた時にも着心地の良さに感激しましたが、その時以上。粉石けんは結局高価なのでやめてしまいましたが、ミカンの皮ならタダだし。

汚れ落ちの方もTシャツやズボンの表の汚れはきれいに落ちていました。黒ずんだ靴下はNG。泥系の汚れは難しいようです。
そうそう、肝心な匂い。これは乾いてしまえば全くミカンで洗ったなんて気付きません。

で早速今日、洗濯のために甘夏2コの皮をむき、ミキサーで前より丁寧にドロドロ状にして、私の上から下まで3日分くらいを洗いました。全自動の方で。
後でまだ汚れたエプロン2枚が出て来て、全自動の悲しさ、まだ使える洗い汁を捨ててしまったのが悔やまれましたが、ゴミ取り網の中にびっしりと皮の固形分が詰まっていたので、それをまた使って洗いました。2度目もちゃんと綺麗になりましたよ。

洗濯機から取り出した時には細かいミカンの皮の残骸が固まりになって貼り付いている部分があったり、全体にチラホラとくっついている場合がありますが、干す時パンパンとはらえば問題ありません。乾くと自然に取れたりもするようです。


柑橘の産地なので探せば格安のものがいくらでも手に入ります。今日は甘夏が13コで198円というのをゲット。さらにご近所の方にもミカン類の皮をくれるよう頼んでおきました。

今日洗ったものの中には絹のパッチ(おじんくさー。今風に言えばスパッツ?)もあり、まだ濡れている段階ですが手触りはとてもしっとりフワフワでした。乾くのか楽しみ。

それと不思議なのは洗ったのは全て古いものばかりだったのですが、心なしか全部色が鮮やかになっているような感じがするのです。今更触媒作用などないと思うのですが。今日洗ったものも同様に赤は赤、青は青、それぞれとても鮮明に見えました。不思議。

あと純毛のセーターが洗濯を待っているのですが、これにも使うかどうするか?