mojuniの日記

猫イラストレーターmojuniが遂に手に入れたキャンプの様な山暮らし、時々イラスト

3月命の危機説、桜は危険?

日に日に春めいて桜の便りも聞こえて来る3月、意外に一年の中でも有数の生存の危機にあたる時期ではないでしょうか。
と思って日本人の「月別死亡率」というのを検索してみたら、高いのは12月〜2月の冬場、そしてそれとほぼ変わらず3月も高いまま。(1947-2005の平均値)

先日遠くにお墓参りに行った帰りに親戚宅に寄ったのは今月初めに亡くなった親のいとこのお悔やみ。そして昨日また親戚の訃報が。
30年近く前、祖母が脳溢血で倒れたのは2月27日、ほぼ3月。

高齢者や病人でなくとも冬場は当然寒いので気をつけているけど、3月の日差しを浴びてついつい気のゆるみ・心の焦り(働き者の人は)が生まれるというのもあるでしょうね。
特に桜がいけない。桜前線だ、開花しただ、お花見だと連日メディアで見聞きさせられ、ああ、散らないうちに観に行かねば、今何分咲き?とついつい気になって、別に花見に行かなくてもどうってことないのに何だか大罪を犯してるような気にさせられる、これがすごいストレス!!
無事花見にこぎ着けたとしても、冬ごもりから這い出たばかりのみすぼらしい己の姿に引き比べ、さんさんと日差しを浴びてこれ見よがしに美しく咲き誇る桜を見るのも辛いものが。(情けな)

「世の中に絶えて桜のなかりせば...」とはホントにその通りだという思いが年々強くなります。桜が年中咲いてればいいのに。それとも10年に1回くらいしか咲かなければ。百歩譲るからせめて五月病の過ぎた梅雨の頃に咲いてくれないかなー。じめじめ気分も一掃できるし。紫陽花には悪いけど。
やっと冬の寒さを生き抜いて暖かい日差しにウトウトしていたいのに、やれ花見に連れて行けの旅行に行きたいの子供の入学・新学期の用意に金が要るのと急かされては熟年男性の気が滅入るのはとっても理解できます。会社は決算・人事異動もあるしね。
(50歳代男性の自殺率は3月がトップ)

桜を抜きにしても気温の変動も激しく強風も吹いて、厳冬の顔と陽春の顔を突然使い分ける3月は弥生なんてフレンドリーなネーミングの陰に凶暴な素顔を隠し持ってる。力士にとっても荒れる春場所っていうし。

個人的にも事件が。
一昨日、血圧が155を記録。生まれて初めて見る数字です。前夜カレーをあまり薄味にせずにドンブリ3倍くらいの量たべちったから。その前にうどんを2回食べてたし。塩分がこんなにストレートに数字に出るとは。こういうタイプはよくないんだそうです。
で大慌てで厳しい減塩実行したら今度は100-98まで下がりました。こんな急激な変動もまた危ないとか。

猫のことでも大事件発覚。
ジブリがFIV陽性!!直前にトッピーとケンカになっていたのに。ハマちゃんも咬まれたことがあるのに。幸い出血はしてなかったですが、感染してない保証はありません。
ジブリ、初登場は去年の春。一年近くうちの周りで暮らしていました。この頃では背中からなら抱けるようになったので、早急にウイルス検査をと思っていたのですが多忙・金欠で。
念のため洗濯ネットに入れて連れて行った(よく入ってくれました)のですが、やはりノラ、ネットの中で暴れてとても採血できない。麻酔かけてでも検査して下さい、とお願いして、ならいっそ序でに、と去勢手術もしてもらいました。ひどいけど。
FIV陽性なら即安楽死ということも考えましたが、茶の介の世話はしてジブリなら処分というのも自分の中で納得できなかったし。
猫の館の北向きの風呂場に隔離。床がタイル張りで寒々としているので寝床の段ボール箱に電気座布団を敷いてやりました。これでジブリは一生囚われの身で生きねばならないことに。何の罪もないのに不憫な子です。

引っ越しの際には真っ先に茶の介とジブリに日当たりの良い庭付きの隔離部屋を建ててやりたいです。