でも嬉しい一面も。それはミッチーがそれほど元気になったのか、というオドロキもあったから。
夕べの夜中、ひとしきり(最低でも1時間以上)猫たちの投薬・包帯・トイレ片付けなどの面倒見が終わって猫屋敷に帰ろうとケータイなどを持ってドアを開けようとした時、突然ドタドタギャーッとケタタマシイ騒動勃発。誰かが誰かを追いかけて猫の館を2階から1階へ階段上がり下りして大活劇を繰り広げたのです。いつもこういうことをやるのはゴローちゃんと相場が決まっているのですが、ゴローちゃんは部屋に閉じ込めているので、じゃ一体誰と誰?
走り回る姿をチラッと見るとどうやら1匹はミッチー。すわ、ミッチーがいじめられてるっと私も走り回る2匹の猫を追って階段を2度ほど走り上がり走り下り。
するとミッチーは追いかけられてるんじゃなくて追いかけている側。何と、あのおとなしい目と足の不自由なミッチーが?!年末に腎不全でガリガリに痩せて死にそうだったミッチーが?!
最後に台所の方に駆け込んだので入って見ると、黒猫が1匹、隅の冷凍庫の上から扉のない天袋に隠れようと飛びついて腕だけで必至によじ登ろうと足をバタバタ。そして次の瞬間冷凍庫の上にボタボタボタッと●●●がっ!!!●の主はトムと判明。体は大きいけど気の優しい天然猫。ミッチーに追いかけられてこんなに怯えるとは。●の上に落っこちられては大惨事なので脇を支えておろしてやりました。
ふと振り返ってみるとミッチーがそれを見上げて立っていて、包帯している足から音もなく血がたら〜と流れて見る見る足下に血だまりを作っている〜〜。まるでサスペンスの殺人場面さながら。
●の処理が先か流血の処理が先か、いやミッチーの手当が最優先。
トムのささやかな抵抗にあってズル剥けの傷口が裂けて流血。幸い太い血管が切れた訳じゃなく手当をしているうちに血は止まりました。
ミッチーオイルをたっぷり塗ってラップして包帯を巻き、その後血と●の処理。
どっと疲れました。
それにしてもミッチー、トムのどんな行動が気に障ったのか知りませんが手当している間も興奮収まらない様子で高齢猫さんとか他の子たちが近づいてもう〜とうなっていました。
あんな猛スピードで走れるまでに回復したのかと思うと、心中泣き笑いでした。