mojuniの日記

猫イラストレーターmojuniが遂に手に入れたキャンプの様な山暮らし、時々イラスト

高価なフード

お友達から超豪華なキャットフードをたくさん頂きました。我が家ではミッチーだけが腎臓サポートを食べているRoyal Canin(ロイヤルカナンと読むそうですね)の、高齢猫用とか普通の子用とか胃腸の弱い子用とか...。うちでもこの頃今までの「売り場で一番安いもの」という姿勢を改め、添加物・着色料とかを確認して少々高くても体にいいもの、と心がけているのですが、ここまでの高級食には手が届きません。というより土台こんな田舎では売ってない?
試しに高齢猫たちには10歳以上用のを封を切って与えると、ジャーン、何皿か並べてある中から順に匂いをかいでみて、最後にやはりこれを選ぶではありませんか、みんな。むむ、これではさらに奮発してこれからも買ってやらねば?
安いものを与えて病気をされて医療費を払うことを思えば食べ物に出費する方がいいですよね。しかし、それではますます細る人間の食費と生活費...

ミッチーの腎臓病の経過を見ていると、食べ物の重要性がしみじみ分かりました。食事を完全に切り替えただけで、病気のレベルがレベル4(腎不全)から曲がりなりにも2(特に症状が目立たない)の下にまで改善したのです。
ミッチーの食べている腎臓用のレトルトフード、よっぽど美味しいとみえて、絶対食べさせてはいけないと言われている仔猫の兄妹たちがミッチーの口からこぼれるのを待って食べようとします。なのにミッチーは自分でお皿から食べようとしないので、毎回私が乳鉢で摺って、指にのせて口の中に押し込んで食べさせているのです。

大変と言えば大変ですが、ミッチーが素直に食べてくれる姿を見ることは最高の癒し、幸せな時間で、私にとって決してムダな時間ではありません。ミッチーも他の子と同じ食べ物を食べてはいけないと分かっているのか、私が食べさせに行くまでお腹が空いていても待っているようです。
この頃では足の包帯がとれたら私を起こしに来るようになり、包帯の意味も分かって来たようです。人間より時間は随分かかっても猫も色んな道理を理解できると確信しています。