mojuniの日記

猫イラストレーターmojuniが遂に手に入れたキャンプの様な山暮らし、時々イラスト

♪みっちゃんはねー、道夫って言うんだホントはねー♪

知る人ぞ知る、いや誰でも知ってる「さっちゃん」の替え歌、これを歌いながら何してるかというと、ミッチーにご飯を食べさせているのです。
腎臓がいつの間にか急激に悪化して、病院に連れて行った時には既に「尿毒症」との診断。それが去年の秋くらいのことでした。以来、毎日数回、腎臓食のレトルトパックを食べさせています。
食べさせるとは文字通り、私の手で口の中に押し込んでいるということ。置いといても自分では食べないのでしかたありません。
畳に座って、膝の間に私と同じ向きに座らせ(つまり対面ではなく)、左手で頭の上から上あごを優しく持ち上げて口を開けさせ、右手の指で素早く喉の奥に詰め込み、後は口からこぼしたものを受け止めるために左手をあごの下に添えます。この時左の薬指と小指で頬を撫でるときちんと噛んで飲み込む率が高くなります。

この頃はこのやり方で上手に食べさせることが出来るようになりました。最初はやはり手を使ったのですが、手と床が汚れるばかりでうまく行かず、スプーンに切り替えました。それも小さい金属のティースプーン→100円の木製のマドラー→アイスクリームについて来る透明プラスチック製のもの、と色々切り替えて、また最終的に指に戻りました。

レトルトパックの中身は納豆粒くらいの大きさの柔らかいものですが、それをすり潰し、親指・人差し指・中指で「ひとつまみ」して、ミッチーの口元に持って行き、親指をはずして口の中に入れ、最後に人差し指で奥に押し込む、これが自己流の完成形。

一度にあまりたくさん食べられないので日に4回くらいに分けています。

食事以外に気をつけて実行しているのは、背中のツボと腎臓のマッサージ。自己流ですが、背骨から少し離れた部位を(背骨そのものを押さえてはいけない)首からお尻まで小刻みに指圧していったり、両手の手のひらを使って、腎臓とおぼしきあたりを軽く圧迫したり。
大分前に「おもいッきりテレビ」で、仰向けになってお腹を「の」の字にマッサージすると内臓の血流を改善し調子がよくなると聞いたので。

この指圧&マッサージ、効き目あるようです。
腎臓食だけを食べていると毛艶もよく体の肉付きも回復して来ますが、私が不在などで他のものを食べると、活性炭を飲ませても体の衰えが目に見えて来ます。
本当に医食同源だなあと実感。私もそろそろ食べ物に気をつけないといけない歳...ミッチーは身を以て忠告してくれているのです。