mojuniの日記

猫イラストレーターmojuniが遂に手に入れたキャンプの様な山暮らし、時々イラスト

雨の妄想

先日の雨は全国的に被害がでるほどの大雨になりましたが、まだ四月も初旬と言っていいくらいの時期に天からこんなに水が降ってくるとは、先が思いやられます。やはり地球上の余分な水が増えているとしか説明がつきません。

その実、猫たちがおとなしく家の中でコンコンと寝ていてくれるから雨の日はどちらかというと好きです。とりあえず布団干しとか掃除とか(えっ、掃除も?)大手を振って中止にできるし音も静かだし、これで何の予定もなく来客もなければ一日中創作活動に専念できるというものです。

凍っていた水が溶けて液体になり、温暖化で絶え間なく蒸発しても宇宙空間へは飛び出さずに大気圏内にとどまるとしたら、やがて激しい雨となって地上に舞い戻り、また蒸発して……これが未来永劫繰り返されていけば、山々の土は流れる水に浸食されて海に堆積していく。アルプスもヒマラヤも全部流れてしまっても海全体を干拓するほどの量でもないとすれば、地球はゆで卵のように海の下に陸地の沈んだ球体になって、終わりのない雨と晴れを繰り返しながら太陽系を漂う魚の惑星になるのでしょうか。
スーパーの棚にならぶ魚たちは我々人間をせせら笑って見ているのかも。ま、それまでには水に浮かぶ安価な建材が開発されて人間はちゃっかり生き残っているかも。国境がないから領土問題だけは起こらないでしょうね。