mojuniの日記

猫イラストレーターmojuniが遂に手に入れたキャンプの様な山暮らし、時々イラスト

猫1匹増えました@@;


goro081106.jpgこれはシェフのたっての願いで、ということにしておきます。

既に家の中にいる猫だけで10匹(うち2匹はFIVと高齢のため要介護)、その他外猫少なくとも2匹、近くのコンビニに最近いる片目の悪い猫へのデリバリー一件と手一杯の状態なのに、わざわざこちらから求めて仔猫をもらうなんて狂気の沙汰です。そもそも家にいる猫たちは公称玄関先に捨てていかれた子たちなんですが、その実自分から拾ったコも少なくありません。例えば自転車で歩道を走っていて目の前に行き倒れていたミッチーとか、これから捨てに行くという姉妹仔猫を親の手術を条件に引き取ったゲンたちとか。自分が救わなければ確実に死んでいくという子たち。もし我が家にまだ難民猫を受け入れる余地があるとすれば、最低限この線を崩してはならないという暗黙の了解があったはずなんですが、今回はよそ様で一応エサと雨露しのぐ住処を与えられていて親兄弟と一緒にいる中の一匹を、シェフがいたく心惹かれてしまっている様子だし、彼らのねぐらからものの5mほどのところに交通量の激しい交差点があって何匹かは避けがたく事故に遭うだろうという予測ができたし、それより何より方針を曲げさせるに十分なほどカワイイッ。
でも後ろ髪を引かれつつも一旦そこを離れてホームセンターへ買い物に。そこで私は柄にもなく三色スミレ(ああっ、今風の名前が思い出せない〜)を5株買いました。それは母猫と仔猫4匹を猫のまま連れて帰ることはできないけど、この花を彼らだと思って庭に置こうと思ったからです。これであの子たちのことは忘れよう、と思ったんですが...その帰り道、またその場所の前の交差点を通ることになったんです。
シェフ「またあそこを通るなぁ」
私  「欲しいんだったらもらいに行こか?」
シェフ「...」
私  「行くよ?!」
シェフ「...」
この「...」のところは本当なら「冗談だろっ」とか「アホなっ」という言葉でなければならないのに、何の反論もないということは、シェフは本当にあのコがもらいたいんだ、と私は確信。車をその場所へと滑り込ませたのでした。

この子は4匹兄弟。同じ柄の子がもう1匹。あと2匹は黒猫。母親は白とキジ半々。仔猫をもらいうけて発車しようとしたら、車の横にオスらしき黒猫が座っていました。どうやらそれがお父さんらしい。別れを告げに出てきたのでしょうか。