mojuniの日記

猫イラストレーターmojuniが遂に手に入れたキャンプの様な山暮らし、時々イラスト

鞆の浦見てきました♪

何日か前の新聞(朝日)に出ていた鞆の浦の江戸時代の燈台、じゃない、常夜灯の写真を見て家族約一名が行きたいというので、一昨日急遽決めて昨日行って来ました。
天気もほどよく曇ってほどよく晴れ、気温も爽やかでとってもいいドライブ日よりでした。
とにかく無事故で帰りましたが、新聞記事に載っていた恐怖の超細道、何とか避けていけないものかと思っていたのですが、知らないうちに入り込んでしまってました。その上、バスこそ来なかったものの、ちょうど私の車が通る時を待ってましたと言わんばかりの超混雑。車も歩行者も。へっぽこドライバーが柄にもなく大きい車に乗ってるのが申し訳ないことこの上なし。でも歩行者の方たちが手招きしたり「通れる、通れる」と誘導して下さったりして、無事細道をクリアすることが出来ました。窓を開けて皆さんに御礼を言いながら通りました。
「ポニョ」の構想が生まれたとかいう鞆の浦の海。なるほど、日本的な常夜灯を別にすればどことなくフランスかイタリア当たりの港町みたいな(行ったことないけど)開放的な雰囲気で、泊まっている沢山の小船、間近に迫る緑の山、秋の青空...確かにどこか創作意欲をかき立てられるものを感じました。
ちなみに「ポニョ」は見てません。そのうちテレビでやれば見ないこともないですが。

その鞆の浦、何でもこの交通事情を改善しようとバイパスをつける動きがあり、歴史遺産を巡って賛成・反対両派の対立が続いているとか。海を埋め立てて道にするみたいな案だそうですが、私はやはり海は海のまま残すべきだと思います。あの海のすぐそばの狭い土地に立派なお寺が何カ所もあったりして、これはもう狭混密の日本文化の箱庭のよう。ここを開発するなんてもってのほか。それより帰りしなに(方言ですが、標準語でどういうのかな?これにぴったりの表現ないのでは?)発見したのですが、歩いてすぐの裏手(常夜灯からは見えない側になります)には海沿いに広い道があり駐車場にできるようなスペースもあったので、遠方の人は手前で車を降りてもらい、極小マイクロバスのような乗り合い自動車を頻繁に走らせれば?裏手の海の上にフロート式の駐車場を造ってもいいのでは。
今思い出しても初めて行ったのに懐かしい。そして風景が細かく目の奥に残ってる。何だかタイムスリップしたような海と町と空の不思議な空間でした。
対岸にある無人島には面白そうな施設があったのですが時間の関係で行けず。また今度行ってみたいです。