mojuniの日記

猫イラストレーターmojuniが遂に手に入れたキャンプの様な山暮らし、時々イラスト

「軽蔑」かぁ...

いつも殆ど見ない局のそのまた全然見ない料理番組を、50周年記念特集だというので、当時への懐かしさからつけっぱなしにしてイラスト描いてました。するとぐさっと心に突き刺さる一言。「母は料理は真心の表れだと言っていましたから、ぞんざいな料理を作ることを(あるいは作る人を?)とっても軽蔑していましたね」(当時の講師の娘さんの弁)(が〜ん)
普段料理やら掃除やら、いわゆる良妻賢母のするべき仕事をことごとくやらない私。(いよいよニッチモサッチモ行かなくなったらやりますよ、そりゃ)たまに料理作る気になっても、集中力を最後まで維持できない。途中で「これでいいや」と手抜きしてしまう。というか、あまりの下手さにもう諦めて、いつもと同じ栄養だけがとりえの代物で妥協してしまう。少なくとも昨日より今日、今日より明日と、自分の腕を上げようなんて気力は皆無。

料理が真心の表れというのは私も認めます。第一、料理の上手いのは男女を問わず七難隠します。人間の才能の中でも実用度抜群に一位でしょうね。戦争で捕虜になったとしても通訳と料理人が処刑されるのは一番最後だろうし。でも人によって真心を出す対象が違うこともまた真実。私の場合は猫絵なのかな〜。