mojuniの日記

猫イラストレーターmojuniが遂に手に入れたキャンプの様な山暮らし、時々イラスト

前世の因縁

ちょっと怖いお話です。

保育園児〜小学校低学年の頃だったと思いますが、頻繁に同じ恐ろしい夢を見て、夜寝るのが怖かったほどだった時期がありました。ある時などその夢の中で大声で泣いて、その声で目が覚めると本当に涙を流して泣いていたことを覚えています。

その夢というのは……文字にするのが憚られるほど怖いので描写しませんが、20年ほどの時を経てその夢に出てきた場所が実在し、しかもその目と鼻の先に住むことになったという不思議な巡り合わせが起こったのです。
その場所は当時の仕事場と住み家から直線距離で200mほどのところにあり、何度もその前を通ってうろちょろしていました。そこがあの夢の場所だと気づくまで10年以上もかかりました。

そこはある国立大学医学部の建物の動物実験の部屋でした。私の前世はきっとそこの実験動物だったに違いない、と思うようになりました。(運命だとか前世だとか、普段は全然口にしないし考えることもないのですが、この事だけはそう思います。)

さらに念が入っていることには、若き日の私の母も、何とその場所を何度も通っていた時期があったというのです。
不思議を通り越して怖いものがあるでしょ。その上もう一つ因縁めいたことがあるのですがそれは伏せておきます。

今年になって毛皮の実情を知って以来、犠牲になっている動物たちのことが頭を離れず、どぎつい絵を描いて不快に感じられる方もおられるかも知れませんが、こういうわけで私にとっては描かずにはおられない自分自身の問題なのです。