mojuniの日記

猫イラストレーターmojuniが遂に手に入れたキャンプの様な山暮らし、時々イラスト

試行錯誤人間

実はイラストレータの必須科目、ベクトル画作成ソフトにはまだまだなじんでいない私。それも使っているソフトは業界のデファクトスタンダードとされるものではありません。
それでも目の玉が飛び出るくらい高価で、清水の舞台からって決心で購入したんですよ。なのに5年くらい使ってなかったでしょうか。
Tシャツのデザインをするためにはどうしてもこのソフトを使わねばならないのでここ2年ばかり、恐る恐る使い始めました。外国語の学習においても文法書なんか読んだことなくてもっぱら当てずっぽの試行錯誤で通してきた私、ソフトのマニュアルに目を通すという作業がどうしても出来ない。で、夥しい回数の試行錯誤を毎回やっています。この試行錯誤が全然苦痛でない、という特異なキャラなのです。だってパソコン使い始めた時もそうだったし。そもそも初期の国民的パソコン、NECの98シリーズ付属のマニュアルなんてちんぷんかんぷんで読んで分かるような代物ではなかったです。
他の人を観察しても、少なくとも私の周りでいつまでもパソコンを使いこなせない人は試行錯誤が苦になる人だと言えるようです。そんなことやってる時間のない人(私にとっての掃除とか草むしりのように)とも言えるかも。確かにいつ正解に当たるか全く予想のつかないことを延々とやってるなんて暇人ですよね。(だからマニュアル読め〜。でもマニュアルどっか行っちゃってるし。)で、時間がなくてせっぱ詰まった時はネット検索をして解決しています。
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今回一つの作品を完成するまでの間にベクトル画ソフトの長年ほったらかしにしていたいくつかの疑問点に正解を発見できました。(だからマニュアルに書いてあるって)めんどくさい・難しいと思って避けて通っていた作業を根気よくやってみたからです。引き続きスキルアップしようと思います。
ビットマップ画の人間的な微妙な色の変化が魅力的で、クール過ぎるベクトル画はとっつきにくい感じがしていましたが慣れてくれば思い通りの線が描けるベクトル画の良さにもはまりそうです。