mojuniの日記

猫イラストレーターmojuniが遂に手に入れたキャンプの様な山暮らし、時々イラスト

昨日のドラマ

夕べ、「今朝目が覚めたら昭和19年だった」とかいうドラマを途中から見ましたが、最後のシーンは迫力ありました。今度始めから見たいです。読書しない人なので何も知らなかったのですが、新聞広告で見覚えのある

終わりに見た街」のドラマ化だったんですね。無知無知。恥恥。あんまり好きなキャスティングではなかったんですが、中井貴一が今までになくしっくり来ました。最後に近づくにつれ、ついつい引き込まれて見入ってしまいました。反戦のメッセージとしては「火垂るの墓」より説得力あったんじゃないでしょうか。劇中使われていたドラえもんのおもちゃもとっても効果的でした。今度最初から見たいです。

どっかの政治家がよく使う「英霊の犠牲があったからこそ今日の繁栄がある」という言葉、一見それに反論できないかのように見えて実はとんでもない暴言だと思います。私が「英霊」だったら激怒で骨壺になんか入っていられません。戦死した人たちが生きていたら、もっともっと繁栄していたのではないでしょうか。この言葉は「死んでくれてよかった」とほざいているのです。

人間、生まれ育った時代は一生つきまといますね。戦争・反戦のことになると全身の血が逆巻くのを禁じ得ません。なんていうと戦中の人みたいですが。